天井桟敷 映画のはなし -4ページ目

あれれ

急に頭の中に浮かんできたメロディがありまして、しばらくそのメロディを口ずさんでいたのです。

なんだろうな、なんだったかなぁ、このメロディは・・・と思いながら。

オペラ座~のメロディでした、御者マスターシーンの。

なんか嬉しい(なんで?)


なんだか最近、暑くて寒くて暑いですね。

明日はどっちなんでしょうか。


最近 ふじやのホームパイ(デリシャス)  を主食なので?というほどに食べている気がします。おいしい。

ただの、ホームパイ  というのもあるのですが、デリシャスのほうが格段においしいと思うのです。

しかしあれですね、10年くらいまえは ホームパイのみしかなかったと思うのです、たしか。

デリシャスなんてものはなかったと思うのです、たしか。

で、この10年くらいまえの ホームパイのおいしさは、現在の ホームパイ(デリシャス) に相当すると感じました。

ランクができちゃってるよ・・・

大好きなホームパイに、なにがあったのかとても心配です。

ただ、とりあえず今後はデリシャスのほうを購入しようと思いました、んふ。



ばたばたと・・・

このところ、妙に立て込んでいるところです。
例のコトがあった関係で・・・(励ましのお言葉くださったから、本当にありがとうございました。)
ケイタイを新しくしたりとか口座を新しくしたりとか必要なものを買ったりとか、仕事関係とか・・・。
そういえば、最近ビデオ屋さんにいってないなぁ、会員カード作り直さなければならないとか思うと、それほど面倒なコトではないのだけれど、どうも足が向かなかったり。
観たいなぁ、映画。
あ、『ハード・キャンディ』みました、みました。
感想もどき、近日中に書かないと、忘れると思うのではやく書いておきたいなと思っているところです。
あと頂いているメールのお返事は明日には必ず!
薔薇の方、またしてもお返事遅くなってしまいました(愚)
限りなく独り言になりますが・・・、もしよろしければ、また、お、お会いしたいです(小声)

『パトリオット・ゲーム』 

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
パトリオット・ゲーム アドバンスト・コレクターズ・エディション

1992年 アメリカ 
原題: PATRIOT GAMES   
監督: フィリップ・ノイス
原作: トム・クランシー
脚本: W・ピーター・イリフ
キャスト:ハリソン・フォード、アン・アーチャー、パトリック・バーギン、ショーン・ビーン、ゾーラ・バーチ、ジェームズ・フォックス


ある日、ジャック・ライアン(ハリソン・フォード)一家は、テロの現場に遭遇し、ジャックは偶然にもテロリスト集団の一人を射殺してしまう。

それにより、テロは失敗に終わり、ジャックは英雄として称えられることになるのだが、彼が射殺したテロリストの兄・ショーン・ミラー(ショーン・ビーン)は、殺された弟の復讐をすべく執拗にジャックの命とその家族を狙い始める。
ジャックは、家族を守るため、命を懸けてテロリストと戦うことになる。


【うっすらとネタバレありです。】




ハリウッド映画にけっこう良く出てくる、「アメリカの良き家庭」の描写がとても好きです。
お医者さんとか弁護士とかデザイナーだとかのパパとママ、それに学校入って間もないくらいの小さな女の子とか男の子とかが、たまに冗談とか言いながら、幸せににこにこ笑う、とかねそんなかんじがとてもすきなのです。

なんか、無条件に暖かくなるのでね。

ジャック一家は、まさにこの「アメリカの良き家庭」でした(笑)
ちなみに、ハリソンの奥さん役の女優さんと、娘さん役の女の子、雰囲気も顔もすごくよく似ていました。
あれ、まじに親子?と思ってしまうくらいに。クレジット見たら、実際は親子ではなかったですけれど。
娘さん役の女の子、すごくかわいかった。ちゃんとパパとママのいうことを聞くんだけど、お利口さんだからこそすこーしだけ生意気なときもあったりしてね、でもその加減がかわいくてすごくよかった。


ハリソン。この人は、わりと頻繁に危機に見舞われているような気がするのですが、今回もまた危機に見舞われていました。
弟をこよなく愛するとても凶悪なテロリストであるショーン・ミラーさんの弟を、たまたまころしてしまったばっかりに、もう延々命を狙われ続けるわけです、それはそれは執拗に。

どこかの先生から狙われているのではないか?と錯覚してしまうくらい執拗に。
もしも、たまたまころしてしまった相手が、ショーン・ミラーさんの弟ではなくて、別の人だったとしたら、こんなハメにならなかったのに、もうこれは運というしかないですね。


テロリストにつけねらわれることなったハリソンが、家族を守るために、どんどん荒っぽくなっていくさまが、あうって思いました。

この人、多分自分が狙われるだけだったら、そこまでテロリストに立ち向かったりしなかったと思うのですが、家族までもころされかけて、とうとう、もうゆるさんぞ君ら、という覚悟を決めるんですね。

そんな平静さを失った状況の中、言葉使いも荒くなって(女性がきらうことばづかい)、そばにいた女性に軽く軽蔑されるとこ、やはりあうって思いました。


テロリストのショーン・ミラーさん、彼はその”業界”ではテロリストのエキスパートのような人で、ハリソンごろしに相当の情熱を燃やすわけです。もうね、ハリソンも「ちょっと、まだ追いかけてくるんですか、おまえ?」みたいなね、そんな感じ。

そんなしつこさ全開なミラーさんなんですけど、でも、冒頭のミラーさんと弟の会話を思い出すと、ミラーの執念の燃やし具合も納得できるかなぁと言う気がします。

冒頭、ミラーさんたちテロリスト数名が、テロの作戦を実行にうつす前の、車の中での彼らの緊張感をみせるシーンがあるんですけど、そこでミラー兄弟もちょっとした会話を交わします。

そこで、ミラー兄は弟に、まさかおまえと”仕事”するようになるなんてなというような、弟を誇らしく思っているような、いつの間にかお前も一人前になったのだな、というような、そんな言葉をかけるのですが、その時の弟を見る目がすごくふわってあったかくてですね、弟を今までずーっと大切にしてきたんだな、この兄はと、ちときゅんてさせられるのですよ、迂闊にも(なぜ迂闊?)

そういう兄が、かわいいがっている弟を、正統防衛といえどもころされてしまったのだから、それはそれは執拗にハリソンをおいかけますね。

それプラス、ミラー兄は、弟を殺すくらいなら、自分が殺されたかったよとも思っているだろうから、自分自身にも苛立っているのかもしれんね。

そういえば、この映画のハリソンとの格闘シーンで、ショーン・ビーンはたしか目の上に(うろ)今も残る傷を負ったらしいのですが、そんな役者ダマシイが大変にいい、と思ったです。でも、痛かったよねきっと。しくしく。


冒頭、警察に捕まる前の、髪の長いショーン・ビーンにくらりと。

髪が長いと凶悪なテロリスト具合が増すのですが、色っぽさもまた倍増に。で、くらりと。

そんな凶悪なのに色っぽい人が、ワルそうな目で威嚇するところ、なんの罠なんですかと問わずにいられなかった次第。




筋金入りだそうだ。

ちぇき。


『トロイ』

ワーナー・ホーム・ビデオ

トロイ 特別版 〈2枚組〉


2004年 アメリカ 
原題: TROY   
監督: ウォルフガング・ペーターゼン
原作: ホメロス
脚本: デヴィッド・ベニオフ
キャスト: ブラッド・ピット、エリック・バナ、オーランド・ブルーム、ダイアン・クルーガー、ショーン・ビーン、ブライアン・コックス



紀元前12世紀のギリシャでは、都市であるトロイが栄えていたが、その繁栄は近隣の国々の反感を買い、長い間戦争が繰り返されて来ていた。中でもスパルタ国とは、完全に敵対していた。
ある日、トロイ王子であるパリス(オーランド・ブルーム)は、スパルタ国の妃であるヘレン(ダイアン・クルーガー)と恋に落ち、彼女を自分の国に連れ去ってしまう。これを機に、スパルタ国の王を始め名のある指導者たちは、王妃を奪還する為の策を練る。
彼らは”獅子”と呼ばれる程の無敵の戦士であるアキレス(ブラッド・ピット)を筆頭に最強の軍をトロイへと向かわせ、攻撃を開始する。


オフィシャル・サイト
http://www.troy.jp/  (日本語)
オフィシャル・サイト
http://troymovie.warnerbros.com/index_flash.html  (英語)



そういえば、浚われてしまう王妃はダイアン・クルーガーだったのだね、彼女(のことあまりよく知らないのですが・汗)『ナショナル・トレジャー』の時の方が、より美人になっていたような気がします。
『トロイ』の王妃も勿論きれいだったけれど、ナショトレはね、なんて言うかきれいの他に、ものすごく気品に溢れていたなぁなんて。


【ほのかですが、ネタバレありです】






ブラピ、最強でした。
もう本当に暴れまくっていて、なるほどね、アレじゃ”獅子”っていわれるな。
三度の食事よりも、睡眠なんかよりも、戦うことがだ い す き なね、そんな根っからの戦士ぶりにくらりと。
彼は、例えば朝、「おはよう」と声をかけられたなら、「殺すよ?」と答えるようなね、そんな戦士。どんなよ。
暴れる戦士って難しいのではないのかね、うっかりするとただのお子さまみたいな我が儘な感じの男の人に見えたり、
明らかにわざとっぽい暴れっぷりになってしまったりとか、などなど。
でも、ブラピの戦士は、マジで骨太な”重さ”のある戦士だったなぁと思いました。やっぱあの方はすごいのだな。


アキレスって、そう言えば「アキレス腱」だよな・・・と、観始めてから思いだし、いつアキレス腱がブチきれるか、なんかヒヤヒヤしていた私で。

ここか?うわ、ここで切れるのか、な?とか(笑)


スパルタvsトロイの大戦争の一番の張本人である、パレス(オーリー)ですがね、彼のダメぶりもまたすごかったと思います。
お芝居として大成功ですね、あれは。
パレスは、ライバル国のお姫様を浚ってしまったといっては「お兄ちゃん、たすけてv」、その所為でライバル国が責めてきては「お兄ちゃん、どうにかしてv」と言う青年なのですが、お兄ちゃんのヘクトル(エリック・バナ)はそんな弟がかわいくて仕方がないのだろうね。
「またかよ(汗)」と言いつつ、なんとか弟を、国を守ろうとするヘクトルがいい。
兄弟(姉妹)愛っていいなと思うのですまじで。


大戦争がどんどんヒートアップしていって、歯には歯をシタイにはシタイを木馬には木馬を(嘘です・涙)という勢いで留まるころを知らない状況になっていくのですが、その中でスパルタ王子・ヘクトルが、トロイのある”戦士”をころしてしまいまして、その”戦士”というのがアキレスの従弟だったわけですね。
肉親を殺された時の、アキレスの呆然として目の前が真っ暗になって、怒り大爆発のところ、みてて苦しかったなぁ。

無敵な、戦って殺すことが趣味みたいな、最強の戦士が、マジ泣きなのですから。


従弟を殺られてたアキレスが、もう我慢ならなくて、ついに一人でスパルタ国に乗り込んで行くシーン。
ここ、かなり参りました(笑)
アキレスは、従弟を殺したヘクトルに一騎打ちを仕掛けるんですね。
敵・スパルタのお城に一人で乗り込み、ただヘクトルだけに呼びかけるアキレス。

おれと戦えと。
ヘクトルよ出てこいと。ヘクトルだけが出てこいと。ヘクトルだけにしか用はないと。
ていうかむしろ、世界中でおれとお前だけしかいらないから、みたいなね(あれ・汗)、そんなアキレスの呼びかけがとても迫力があって耳に残りましたね。
挑戦状を叩きつけられ、殺す気満々のアキレスの元に、それでも決して逃げたりせず潔く一人で戦いを受けて立つお兄ちゃん。
戦士って・・・あくまでも戦士なんだな(え?)

アキレスvsヘクトルは、互角といえど、やっぱり憎悪でいっぱいのアキレスが終盤にはガンガン責めていって、お兄ちゃんがどんどんボロボロになって行くんですがね、その様子を、スパルタの城中の人々が見ているわけです、王であるパパも、弟も家来たちもみんなみんな。
その中には、勿論ヘクトルの奥さんもいて、彼女の切ない表情がたまらない。
目の前で旦那さんがどんどん流血していくわけですからね、まだ赤ちゃんの息子さんを抱っこしながら、つらそうで切なかったですな彼女。


オデュッセウス氏(ショーン・ビーン)ですが。

このひとだったのですね、「トロイの木馬作戦」の考案者。
知将と呼ばれるオデュッセウス氏、いい。
いつもなにかを考えていそうな、そんな表情にぐっときたりとか。
で、この「トロイの木馬作戦」て、私はちゃんとわかってなかったんですが、あの木馬の中に戦士たちが入って、敵の国へ乗り込むっていう作戦だったのだね・・・(汗)
おっきな木馬からアキレスやオデュッセウス氏や戦士のみなさんがたくさん出てくるシーン、なんだかかわいかった気がします。

かわいいとかいうなと、槍で刺されるのだろうな私。
あと、そうそう、オデュッセウス氏・・・、ていうかショーンの走り方って、非常にはうってなる走り方だと思うのですが、なんでなのだろ。
はう。




「伝説になるぞ!」
ちぇき。


絶句

「ダンス・オブ・ヴァンパイア」観てきました。

・・・!・・・!

やまぐちさん、すてきすぎ。なんて声、なんてカオ(表情)、なんて目つき・・・・・。

またあらためて、感想を書きたいと思います。


そんな幸せな帰り道、ひったくりにあって、持っていたものすべてなくなりまして。

自転車のかごに、バックと「ダンス~」のパンフ(まだ未見だった)を入れて、自転車をこいでいたら、後ろからこっそりと男に忍び寄られ、気がついたらバッグとパンフを掴まれていて、そのまま持っていかれた次第。

一瞬の出来事で、何がなにやらという感じでした。

スクーターに乗って逃げていく男の後ろ姿に、ただ何かを叫んでいた私。な、情けない・・・。

足も震えちゃったりしてたしね。

お財布も、ケイタイも、定期も、オペラグラスも、みんな消えたわけですな。んふ。

とりあえず、家に帰って110してですね、警察の方に届けたら、刑事課の方が自宅までやってきて、犯人の特徴や現場の状況やら、いろいろ聞かれました。

半パニックだった私は、質問にちゃんと答えていたのかな・・・、ちと心配。

一通り被害の状況を説明して(というか、訴えまくって)、銀行関係やケイタイやら止めまくり、刑事さんの車に乗って現場に連れて行かれて、さらに詳しい説明などをし、ひとまず事件終了。

まさか自分がって思いつつ、でも自分だけは危険なことはあり得ない、なんてことはないわけだから、やはりもう少し気をつけておくべきだったと思います、が、

その犯人にぜひとも言いたいことが二つあるわけで、ひとつは勿論「ダムユー」、そしてふたつめは、


「ダンス・オブ・ヴァンパイア」のパンフを、

ぜひ、返 却 し て く だ さ い

中身を、1ページたりともも見ていないの、で・・(涙目)


山口さん・・・、しくしくしく・・・。

とりあえず、寝ようと思います。く。