どっぷり
『カポーティ』を観てきました。
私がよく行く映画館では、今日で上映が終了だったようです、よかった間にあって。
予告観たときに、かなり気になっていたのですが、いろいろなイミでw、いや映画の始まりからどっぷり浸ってしまうのって、久々だったかもしれないです。
感想もどきはまた改めるとして、カポーティ役の役者さん、すごかった(涙)
えっと、たしか本物の映像が残っていて、それをみて、彼のしゃべり方とか仕草とか表情とかを研究してのでしたっけ?
迫真の演技なんてものではなく、カポーティ役の役者さんがカポーティなんじゃないの、という感じだったです。
それにしてもさ、しゃべり方がものすごくお子ちゃまちっく(実在の本人がそうだったらしいですけども)で「おっと・汗」と思ったのですが、尚かつ動きとかもいろいろと「おっと・・・汗」と思ったのですが、だんだんと可愛く見えてくるわけです。
人間の魅力のすごさをみた感じがしたようなしないような(いや、した)
私信:(もしご覧になっていましたら)某さま、やはり屋根の付き方は中途半端かも知れません、あの映画館はww今日、歩きながら、ついニヤリとしてしまいましたwww
『ハード キャンディ』
2005年 アメリカ
原題:HARD CANDY
監督:デヴィッド・スレイド
脚本:ブライアン・ネルソン
キャスト:パトリック・ウィルソン、エレン・ペイジ、サンドラ・オー、ジェニファー・ホームズ、ギルバート・ジョン
14歳の少女ヘイリー(エレン・ペイジ)は、インターネットを通じて、32歳の男性ジェフ(パトリック・ウィルソン)と知り合う。
チャットで会話をするうちに2人は親しくなっていき、やがて実際に会う約束をする。
幾分緊張しながら待ち合わせの当日を向かえたヘイリーだったが、清潔で優しそうなジェフに安心する。
さらに意気投合した2人は、ジェフの家でくつろぐことにするのだが、そこで起こる様々な事について知っているのはヘイリーだけだった。
【以下感想というか戯言になります。】
案の定、漏れなくパット(←相変わらずムダになれなれしく呼ぶ)のメガネにどきどきでした・・・(笑)
なんだろうね、大変にインテリ度が増して、大変にかっこよいのです。
ブレザー姿にメガネっていいよな、ううむいいよな。
そのメガネ姿で印象に残ったシーンはやはりヘイリーとカフェで初め会うところでしょうかね。
ケーキのチョコがお口の端についているヘイリーもとても女の子vという感じでかわいいのですがね、そのチョコを指ですいってとってあげて、それをなめるパットを見たときには何が起こったのでしょうか、いまというくらいにきましたね(なにが)
いい。
優しさとえろさと爽やかさとえろさとえろさを兼ね備えたぱとりっく、いい。えろい(黙りなさい・・・)
へイリーがとてもボーイッシュで、実は最初、ちょっとあれれと思ったです。
もう少しだけ女の子ちっくな外見でもよかったのかなぁなどと、ね。
ただ、後で思ったんですが、あれね、あのビジュアルのヘイリーだからよかったのかもしれないですね。
あのヘイリーだから、あからさまにものすごく女の子というわけではないヘイリーだから、なんだかすごく現実味を感じる恐ろしさっていうかね、そんなものを感じるわけですな、きっと。
で、みおわった後、ここまで複雑な心境に陥れてもらえたのはやはり、あのヘイリーだったからなのだろうな。
この映画、パット(というか、ジェフか)のお部屋の中だけで展開されるお芝居なんですがね、すこしだけもったいなかったかなぁと思う部分があったりして。
限られた狭い場所で、たった2人だけで進んでいくわけで、だから、もっとふたりの駆け引きがみたかったなぁと。
少女に追いつめられるジェフのいっぱいいっぱいさはわかるとして(あんなコトされたらそれは、ねぇ)その中でも、あと少しだけでいいからジェフの狡さとか策略だとか、そんなものをみたかったなと思ったです。
あと、ヘイリーについてもう一つだけ。
彼女、自分で言ってますが、どうも精神的に”いじょう”な女の子らしいのですよね。
だからこそ、敵であるジェフに何をするか彼女自身もわからなくて、だからこそ何をされるのか、余計に恐いでしょ?
というところにもっていってると思うのですがね、ちとそれが微妙な気が。
だってさ、ヘイリーが何をしようとさ、所詮は”いじょうしゃ”がやっている、おかしな行動なわけでね。
そうすると、彼女が恐い思いしてまでジェフをやっつけるだけの動機=怒り、っていうのが霞むような気がしてみたり。
彼女のやってるあの行動って、別に少女たちの敵である男をやっつけたいという、ある意味正義から来る行動ではなくて、単に”いじょう”が興味本位でやっている行動に見えるような気がしてさ。
そうなってくるともう、本当にヘイリーって女の子が薄っぺらくなってしまうと思うのですよ。
ヘイリーは、ジェフを軽蔑しているけれど、だけどそのヘイリーだって実はジェフと同じくらいの価値しかないのではないのかなとね。
そうなってくると、この映画のコンセプトっぽい「赤ずきん=少女はかわいいけれどじつは恐いだぜ」というのが弱くなって、
むしろ「いじょうしゃって恐いんだぜ」になってくる気がするのですよね。
ならば、もういっそ、ジェフを追いつめる人物は、「赤ずきん」でなくてもいいじゃないか・・・、少女じゃなくてもいいじゃないかってきにもなるねぇ。マスターでも可なのでは?むしろ、適任者なのでは?げふ。
泣くジェフ。
ちぇき。
3度め
土曜に四季の「オペラ座~」にいってきました。
なんだかんだ言って、三度目だったわけですね今回で。
今回は、なんでも、あの劇団内でオーディションがあったとかで・・・、ファントム役が、私の知らない役者さんが演っておられました。まぁさ、他の役者さんのことも、まったく詳しくはないのだけれどもね・・・(汗)
それにしても今回のファントム役の方、全体的に少々若い印象を受けました。
少し前まで、ラウル役を演られていたそうなのですがね。
声も演技もとても素敵なのだけれど、だけれども、うん、若いなぁという感じがところどころ見えるわけです。
マスターの苦悩ぶりの表現なんかの時にその若さがより強調されるといったところですかね。
ともあれ、やはり舞台っていいよなと幸せ気分で帰ってきました。
あ、マダム・ジリーは滅茶苦茶にかっこよかった(照)
家のPC用のマウスを新調して2週間くらい経つのですが、どうも反応がおかしくて、あわや購入した電気屋さんに殴り込んじゃおうかな、てへ、と思っていた矢先、家族に「接触の方法を調節すればいいのでは?」とのアドバイスをもらいまして、
その通り少々調節したところ、ばっちり良い感じに動いております。
よかった反応よくなって。よかった殴り込んじゃう前で。
さて今週の目標。
映画館にゆきたい・・・。
『リベリオン』
- アミューズソフトエンタテインメント
- リベリオン 反逆者(HD-DVD)
- 2002年 アメリカ
原題:EQUILIBRIUM
監督:カート・ウィマー、ヤン・デ・ボン
脚本:カート・ウィマー
キャスト:クリスチャン・ベイル、エミリー・ワトソン、テイ・ディグス、アンガス・マクファーデン、ショーン・ビーン
3次世界大戦が終わった近未来、生き残った人類は二度と戦争を起こさないために、戦争の原因となる人間の「感情」というものを排除しようと考える。国家の指導者たちは、感情を抑えるための”プロジウム”という薬を開発しこれを毎日投与することを国民に義務づける。
薬を投与しなかった者、感情を露わにした者たちは、犯罪者と見なされ、直ちに逮捕されるのだった。
国民を監視し逮捕をする任務を請け負う者たちは”クラリック”と呼ばれる。
プレストン(クリスチャン・ベイル)は、”クラリック”の中でもっとも優秀であり、完璧に任務を遂行する。
だからこそ彼は大変に非常な人間だ。
しかし、プレストンは彼の相棒がいわゆる犯罪者であることを知り、以来少しずついまの自分の置かれている状況に疑問を持ち始めるのだった。
いくさっていうものは、やはりやってはいけないわけだから、ではどうすればそれを防げるのかを考えに考えて、挙げ句”感情”をなくしてしまおうという結論にたどりついた近未来のお話なのですが。
確かにすべては”感情”のもつれから、ややこしいことになって、結果それが大々的ないくさを引き起こすわけですから、もういっそ”感情”をなくしてしまおうというのは、極端ではあるけれどもしかしたら、選択肢のひとつなのかもしれんね。
もうね、なんていうか逆ギレですつまるところ。
そんなにもいくさをやって、いっぱいひとをしなせちゃったり、哀しい思いをするのなら、いっそ感情のもつれとかが絶対にないように何も感じないようになって、平穏な暮らしをしようじゃないのまじでというところですな。
感動したり感じたりはできなずに、完全に管理されたおもしろくも何ともない国家だけれど、でも安全ですよとね。
もう、あとはどちらをとるかだよな、本人が。
で、このお話は、安全な暮らしよりも、たとえ争いが起きる原因になるとしても、それでもちゃんと何かを感じていたいぜ、というひとたちが主人公なのですよね。
なにかが、おかしいと思っているひとたち。
彼らは感情をなくすことにとても恐怖していて、その恐怖は逮捕されちゃうかも知れない恐怖よりも遙かに勝る。
そんなね、彼らの思いが、とても切実で必至で、痛いなぁと(こころが)思ったです。
【以下、普通にネタバレで何を言っているのかが不明な文章となっています。ご注意を】
格闘シーンがとにかくかっこよかったです。
プレストン(クリスチャン・ベイル)は、天才殺人機械=優秀なクラリック(警察みたいなものですね)なんですけど、その彼が、何かおかしいと気づき初めて、平和と引き替えに自分たちを管理=支配する国家に、戦いを挑んで乗り込むわけですけど、その時の戦い方がいい。
なんか、この映画の監督が考案したらしい
従来のガン・プレイに東洋武術の“型”を取り入れ、より合理的な戦闘スタイル”ガン=カタ” (あますところなくウケウリ)
というのが、プレストンの得意とする戦闘手段なのですが、あれね実に実にいいと思うのですまじで。
無表情でシュタって、バッタバッタと殺っていくさまは、小気味よすぎて、息をのんでしまって、げふって言ってしまうほど。
いやもうわかったよ、プレストン(涙)と言いそうになったりならなかったり。
最後にプレストンは黒幕である善人ぶっていたけれど実は案の定独裁者だったおじさんのところにたどり着いて、サシで勝負するわけです。
この独裁者のおじさんが、お話の中で、「ガン=カタ」をプレストンに教えた人らしいんですがね、うーん、それにしてはどうにもこうにも気になりました。
おじさん、もう少しだけ強くてもよかったかもしれんです。
プレストンは、この悪のおじさんのところにたどり着くまでに、あんたひとりで何千人殺ったのですか?と言わんばかりの大活躍ぶりを発揮してくれたわけです、その彼が悪のおじさんひとりをやっつけるのに、とっても四苦八苦するのですよ。
悪のおじさんがものすごく強い、明らかに強いのならば解るのですが、どうみてもプレストンの方がつよいのですよね。
悪のおじさんのこと、片手で捻りつぶせそうなのですよね。
映画を観る以上、こちらとしてはできうる限り騙されないといけないのだけども、にしてもねもう少しだけ、
黒幕は強くてもよかったきがするの。
カットわりとかでね。
プレストンが、だんだんとかわっていく過程にどきどきどきどきど。
彼は、最高にして最強のクラリックで、故に洗脳の度合いもそれは壮絶なわけです。
赤だって黒っていうほどに。
その彼が、洗脳されているにもかかわらず、相棒のパートリッジ(ショーン・ビーン)が逮捕の対象だと知ったとき、無表情ながらもとても哀しそうな風情なのですよね。
心をもたない完璧なクラリックでありながら、だけど友情とかそんなものは多少はプレストンにもあったわけだねと、少し安心したのです。
で、このパートリッジの死というのは、思いの外ふかくプレストンにダメージを与えていて、だからこれをきっかけに彼は心がちょっと破綻していって、もしやこれって、いまのこの状態って、おかしいことなのか、なにかが違うのでは、と疑い始めるのですよね。
自分が、正しいと思ったから自ら大切な相棒であるパートリッジを殺したけれど、もしかしたら自分のやったことは取り返しの付かない間違いであったのではないかと、それに気づいていくさまが、かなりぐっときました。
後悔の念に苛まれるのって色っぽいなぁなどと(は?)
この後悔の念に苛まれたプレストンが、踏み込んだ犯罪者のお家で、禁じられている絵画や陶器やら音楽やらの芸術作品を目の当たりにして、そのあまりのすばらしさに涙を流すシーンがとてもきましたね。
芸術に、押さえていた感情・感覚というものに溺れていくですよ、彼は。
こんな感覚がまだ自分に残っていた嬉しさとか、こんな感覚を与えてくれたものを壊したり、それを創った人やそれを愛でた人たちを国家のためとはいえ、殺りまくった自分の罪の深さみたいなものとか、そんな感情がたくさんになってしまって涙がとまれないわけです、彼は。
ここはね、うんうん溺るがいいよそのあなたの殺してきた感情にね(涙)とすごくすごく思ったです。
それにしても、ショーン・ビーン、クラリックの制服が滅茶苦茶ににあっていて、かなりきました。
いい。
そして、殺られるシーン、詩集を捲る彼のては、きれいというしかないだろうね。
いい。
お首にちくっと、痛てっ(汗)
ちぇき。
くろいコ
友人のお家にいる黒猫のくろちゃんが、お外に行ってはおみやげを持って帰宅するそうです。
トンボさんとか蛙さんとか小鳥さんとかを。
くろちゃんは「ねぇ、みてみて。ちょっと、あたしってすごくないまじで?」的な顔をしているそうなのですが、友人は涙がとまらないわけです。
その話をきいた私ももちろん涙がとまらないわけです。
も っ て こ な い で ぇ(土下座で)
そんなくろちゃんに、先週はじめて会ってきたのですが、いや、かわいかった。
くろいの。まじで、くろいの。くろだから。
それで、「にやぁ~~」って・・・、「にやぁ~~」ってなきながら、すりり~ってふわふわのくろい体を寄せてくるのです、ねこだから。
か、かわいい。
浚って帰ろうかとも思ったのですが、友人に真っ先に疑われるのは私になりそうだなと判断し、ケイタイの待ち受け画面をくろちゃんにするに留めておきました。
ちょっと電気屋さんに行ってこようかと・・・。
最近マウスの調子がすごくよくないのです。
なんだか、反応がわるいのですよ。
だましだまし使ってましたが、どうも限界のようなのでね。
コードレスとか、ちょっと憧れるな・・・。
あ、今日は映画の感想でも書いておこうかと。